「硝子細工のマルセル」メイキング

湿板写真×現代アート

チラシ表

現代芸術家、森村泰昌氏の作品制作のお手伝いをしました。企画の段階からお話させていただき、打ち合わせ、ロケハンを繰り返しました。湿板写真の特性を活かしコンセプトに添ったものとして、決まった制作内容は、2020年に制作された立体作品「Do 茶庵」を3枚の湿板写真で表現するというもの。湿板写真が現代アートコラボします。

モリムラ@ミュージアムに暗室

撮影は、森村氏のプライベートミュージアム「モリムラ@ミュージアム」で行われることになりました。ミュージアム内に暗室はありません。そこで展示室2のスペースをお借りし、暗室兼撮影スタジオにすることにしました。遮光も広さも申し分ない部屋には、以前の展覧会の作品が展示されています。モリムラ作品に囲まれて仕事をするという、なんとも贅沢な一日となりました。

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展示室に暗室を設置
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モリムラ作品に見守られながら撮影に挑みます

撮影

暗室の隣に撮影ブースを作って、暗室の時と撮影の時で、部屋のライトを切り替えながら撮影をしました。似たような構図でピントをズラしながら3枚撮影するため、ボケ感が重要。ポートレートレンズを選択し、絞りを変えながら微調整をします。照明は蛍光灯やストロボを駆使しながら、少しずつイメージに近付けていきました。デジタルなら直ぐに結果を見ることができますが、湿板写真はそうはいきません。撮影して、現像して、の繰り返しです。試行錯誤が続き、1カットを仕上げるのに5枚〜7枚撮影しました。

作品について

ブログタイトルにもありますがこの作品は「硝子細工のマルセル」と命名されました。湿板写真3枚 + Du茶庵も合わせた4点で一つの作品となるそうです。現代アートとなった湿板写真がどんなものなのか、ぜひ、ミュージアムに足を運んで確認してみてください。

また、この日の様子は、ミュージアムのシネマルームにてドキュメント映像として上映されています。

**展示情報**

–緊急事態宣言延長を受けて、5月末まで休館しています–

最新情報は公式ホームページでご確認ください

HP → モリムラ@ミュージアム

展示期間 7月11日まで

開館時間は毎週、金、土、日 12:00 -18:00 です。

入館料 600円

感染症対策のご協力をお願いします。

体験の日2020 レポ後編 虫めがねカメラ作り

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